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透明封筒の素材と特性
【OPP】と【PP(CPP)】の特性
透明封筒とは、一般的にOPP袋を指します。
透明封筒・ビニール封筒・フィルム封筒・DM封筒・クリスタルパック・セロハンなどと呼ばれておりますが、基本的には同じ商品です。
ともに防湿性・耐水性に優れているため、湿気を好まない商品の梱包に重宝されています。
【OPP】2軸延伸ポリプロピレン
ポリプロピレンを縦横二方向に延伸し、透明なフィルム状にしたものです。
伸ばされた状態で作られたため、引っ張っても伸びずパリパリっとしたコシのある材質になっております。そのため折り返し部分やフィルムのつなぎ目で裂けやすい性質を持ちます。また、PP(CPP)に比べ、透明度が非常に高いのが特徴です。
内容物としては、チラシやあまり重さの無い物が適しております。
7割以上が食品包装用として使われており、その他衣料雑貨などにも汎用的に使われております。
【PP(CPP)】無延伸ポリプロピレン
柔らかな手触りが特徴的な材質で、OPPに比べ強度の高い透明封筒です。
若干透明度が劣りますが、内容物はしっかり見えます。また、図のように引っ張る力に対して伸びるのが特徴です。
内容物としては、厚みのあるカタログや重い物を封入するのに適しております。
パンの包装用として見られる材質で、雑貨類などにも使われております。
厚みについて
当社が取り扱っている透明封筒には、30μ・40μ・50μの3種類の厚みがございます。
ミクロン(μ)とは、1000分の1mmのことで、0.03mm・0.04mm・0.05mmの厚さを示します。
フィルムが薄いほど結合部の断面も薄くなり、サイドが破れやすくなります。逆にフィルムが厚くなるほど、強度が上がり手触りもしっかりとして高級感が増します。
封入する内容物のサイズや厚み、コスト等を総合的にご判断いただきお選びください。
各部名称について
■ヘッダー付き両面透明封筒とは
ヘッダー付両面透明封筒とは、100円ショップや大手量販店・日用雑貨店などでよく見かける、陳列棚に掛けられている袋の事で、雑貨・日用品・生写真・ストラップ・ノベルティー等の販促品を、OPP袋に封入し、吊り下げてお使いいただくことが出来ます。袋部分とは別に、陳列棚に掛けるための穴があいている部分をヘッダーと呼びます。印刷を施すことも可能です。
■テープ付き両面透明封筒とは
テープ付両面透明封筒とは、接着部分のある封をすることができる袋の事です。
DMや販促品・衣料品などを封入するのに最適な袋です。接着部分をテープにより保護しており、封をする際はテープを剥がしフタ部分を折り返してお使いいただくことができます。
DM用透明封筒に大活躍!
OPPやCPPで作られた透明封筒は、ダイレクトメールに大変向いております。
封入物は広告案内用紙が一般的ですが、透明封筒は水や汚れに強いだけではなく、中身がしっかりと見えることで飛躍的に開封率が上がります。
よく利用されるサイズは、A4・長3となっておりますが、弊社では角0、角1、角2、A5、B5、長4、カード、はがき、CD、DVDの全12種類のサイズを取り揃えております。透明封筒をお選びいただく際は、封入物に合ったサイズの袋をお選びいただくことが最も重要となってきます。
次に重要なのが袋の“厚み”です。
厚みが増す程強度が上がり、手触りもしっかりするため高級感も増します。しかし、それと同時にコストも上がってしまいます。封入物の厚みや重み、コスト等を総合的にご判断いただきベストな商品をお選びください。
また当社では、角2・長3のみ片面が白、片面が透明のOPP袋を取り扱っております。
片面に白色の特殊印刷を施していますので、マジックなどで文字を書いたり捺印することが出来ます。こちらも合わせて是非ご検討ください!
※水性インクでは印字できない場合がございますのでご注意ください。
特注サイズについて
ご希望の数量によってはお好みのサイズでオーダーすることも可能です。
別注サイズのお問い合わせやお見積り依頼は、お問い合わせフォームからお送り下さい。
お見積をご依頼いただく場合、下記項目についてご教示願います。
- ①袋のサイズ(横幅mm×縦幅mm)フタ・ヘッダー付きの場合の長さ
- 例:横幅200mm×縦幅250mm+フタ30mm
- ②袋の厚さ
- 例:30μ
- ③必要枚数
- 例:10,000枚・20,000枚
- ④テープ(フタ)の有無
- 例:フタあり・フタなし
- ⑤袋への印刷希望の場合
- 例:片面1色・片面2色・両面フルカラーなど
対応可能な枚数は、サイズによって変わりますので是非一度ご相談ください!
※基本的には、万単位でご検討頂ければと思います。